小野巡おの めぐる

本名 小野章高
生没 1910.3.18 - 2009.6.22
出身地 山梨県 甲府市
所属会社 ビクター ミリオン
テイチク

新宿淀橋署の警官であったが、銭湯で歌っていたところに偶然居合わせたビクターの作曲家細田重勝にスカウトされ、1935(昭和10年)3月にビクターより「祖国の護り」「生命線ぶし」でデビューした。 その後ビクターとのいざこざにより退社、ミリオンレコードの立ち上げに加わり、「開かぬパラシュート」などを吹き込んだが召集により離脱した。
召集解除となった1938年(昭和13年)3月には既にミリオンが潰れていたためテイチクの専属となる。「涯なき泥濘」「月の塹壕」のヒットを出すが9月に2度目の召集にあう。 1940(昭和15年)10月に解除となったが、1941(昭和16年)10月から1942年10月まで3度目の召集を受けた。
戦後はテイチクで数曲を吹き込んだが引退し、1951(昭和26年)妻の大宮小夜子の故郷である茨城県大宮町(現 常陸大宮市)の大宮小学校前で文具店を開く。
懐メロブームの際は数回のみではあったがテレビ出演をしている。

ディスコグラフィ
                                                         
ビクター
曲名 共演 作詞 作曲 番号 新譜年月 補足
祖国の護り 西條八十 村越国保 53387 1935年 (昭和10年) 3月
生命線ぶし 小唄勝太郎 佐伯孝夫 細田義勝 53387 3月
春の満州 長田幹彦 細田義勝 53414 4月
護れ太平洋 西條八十 村越国保 53450 5月
海軍ぶし 西條八十 細田義勝 54350 5月
お糸可愛や 長田幹彦 細田義勝 53493 7月
山梨観光音頭 坂口五郎 53499 7月
新潟みなと音頭 内山松頼 内山松頼 54518 8月
平和の戦士(警察小唄) 西條八十 中山晋平 53526 8月
船人の夢 西崎義輝 細田義勝 53565 10月
祖国よさらば 西條八十 山川武 53603 12月
男度胸 荒城直樹 山川武 53633 1936年(昭和11年)1月
千石船(佐渡哀歌) 西條八十 松平信博 53633 1月
花見おどり 市丸 宇津江精二 佐々木俊一 53688 2月
うかれ音頭 小唄勝太郎 徳山璉 市丸 藤山一郎 日本ビクター文芸部 佐々木俊一 53688 2月
守備兵ぶし 佐伯孝夫 佐々木俊一 53689 3月
国境の巡邏兵 佐伯孝夫 松平信博 53703 4月
男一本気 四家文子 長田幹彦 中山晋平 53682 4月
玄海ぶし 大宮小夜子 長田幹彦 松平信博 53719 5月
僕は水兵 野村俊夫 仲軍吉 53739 5月
永遠の光 国体明徴を歌う 長田幹彦 山川武 53740 5月
秩父盆唄 若杉雄三郎 村越国保 53736 6月
円タク行進曲 静ときわ 三沢操 山川武 53733 6月
渚おどり 若杉雄三郎 小股久 53758 7月
男なりゃこそ 若杉雄三郎 高木静夫 53833 8月
ぎっちょんちょん 伊藤松雄 佐藤長助 53807 9月
ヤッサイ節 小唄勝太郎 中山晋平 53815 9月
お会式おどり 市丸 江崎小秋 村越国保 53834 9月
糸魚川小唄 小唄勝太郎 相馬御風 中山晋平 53816 9月
豪傑節 53823 10月
つわもの節 大宮小夜子 伊藤和夫 杉山長谷夫 53835 10月
恋の仁義 三沢操 三宅幹夫 53840 10月
                             
ミリオン
曲名 共演 作詞 作曲 番号 新譜年月 補足
波涛は千里 大宮小夜子 斎藤豊吉 嵯峨しのぶ 103 1937年(昭和12年)1月
開かぬパラシュート 高田保 橋本成美 107 2月
バットが一銭 静ときわ 高田保 山川武 107 2月
歩哨なりゃこそ 松村又一 大村能章 108 3月
どんと来い 松村又一 大村能章 109 3月
征馬野を行く 小沼宏 嵯峨しのぶ 111 4月
ちゃっかりちゃの字 斎藤豊吉 嵯峨しのぶ 113 4月
軍国花見小唄 筑紫三郎 山川武 114 4月
円助道中 小日向春夫 神田不二夫 116 5月
世界丸めて 筑紫三郎 十津川千代 120 5月
東京オリンピック 浅草さくら子 佐々木緑亭 阿部盛 125 6月
夢に見るさえ 松村又一 神田不二夫 126 6月
ネお前 小日向春夫 橋本成美 132 8月
夢の鉄兜(はかなき点呼) 奥野椰子夫 橋本成美 170 8月
別れの杯 谷利夫 相馬五郎 S1005 9月 スターレコード
                                                                               
テイチク
曲名 共演 作詞 作曲 番号 新譜年月 補足
涯なき泥濘 徳土良介 能代八郎 N123 1938年(昭和13年)6月
月の塹壕 南條歌美 鈴木哲夫 N123 6月
殊勲(てがら)をたてて 宮城勝夫 佐渡暁夫 N127 6月
白衣の戦士 伊藤静馬 鈴木哲夫 N143 8月
大陸の快男児 徳土良介 能代八郎 N200 11月
西湖の月 鈴木淑丈 能代八郎 N206 12月
戦線夜情 南條 能代八郎 N206 12月
黄塵を衝いて 徳土良介 能代八郎 N156 9月
手向けの喇叭 石松秋二 能代八郎 N156 9月
人生航路 野村俊夫 佐渡暁夫 N172 10月
白菊添えて 石松秋二 鈴木哲夫 N176 11月
大陸の快男児 徳土良介 能代八郎 N200 1939年(昭和14年)1月
篝火かこんで 南條歌美 鈴木哲夫 N257 3月
小野巡傑作集(上) 伍東宏朗 構成 松本英一 N285 5月
小野巡傑作集(下) 伍東宏朗 構成 松本英一 N285 5月
転戦日記 伊藤静馬 鈴木哲夫 N307 7月
血染の戦闘帽 佐藤惣之助 古賀政男 T3025 1940(昭和15年)7月
吹雪の進軍歌 島田磬也 長津義司 T3110 1941(昭和16年)1月
対峙の夜 牧一郎 八州秀章 T3110 1月
産業戦士の歌 服部富子 鬼俊英 中村柾子 大日本産業報国会選定 林伊佐緒 T3115 1月
春風千里 美ち奴 萩原四朗 長津義司 T3116 1月
泥まみれの軍歌 徳土良介 能代八郎 T3120 2月
野戦郵便局 島田磬也 能代八郎 T3120 2月
武勲を抱いて 島田磬也 八州秀章 T3139 4月
街の戦友 塩まさる 島田芳文 陸奥明 T3139 4月
熱血の男 奥野椰子夫 能代八郎 T3148 5月
僕は班長 杵淵一朗 鈴木哲夫 T3148 5月
我らの隣組 美ち奴 西島春江 宮脇春夫 T3157 6月
興亜八景 服部富子 鶴田六郎 中村柾子 島田磬也 長津義司 T3158 6月
野菊の勇士 萩原四朗 能代八郎 T3161 6月
火線を征く 島田磬也 宮脇春夫 T3164 6月
海の決死隊 米山忠雄 大久保徳二郎 T3168 7月
届け銃後のこの心 藤田まさと 宮脇春夫 T3169 7月
示せ銃後の真心を 東海林太郎 美ち奴 服部富子 島田磬也 能代八郎 T3169 7月
勝利の歴史 萩原四朗 山下五朗 T3179 8月
鴨緑江の勇士 美ち奴 南條歌美 長津義司 T3179 8月
支那海越えて 宮城勝夫 宮脇春夫 T3183 8月
兵隊ぶし 塩まさる 島田磬也 陸奥明 T3198 9月
戦線回覧板 塩まさる 杵淵一朗 鈴木哲夫 T3209 10月
鴨緑江の勇士 美ち奴 南條歌美 長津義司 T3216 10月 再発売
野菊の勇士 萩原四朗 能代八郎 T3216 10月
ペダル進軍歌 塩まさる 杵淵一朗 鈴木哲夫 T3234 12月
小野巡傑作集 谷天郎(解説) T3237 12月
赫い夕日を背にうけて 藤田まさと 長津義司 T3254 1942(昭和17年)4月
最後の「ほまれ」 門田ゆたか 細田義勝 T3277 4月
靖国の月 杉正也 大久保徳二郎 T3294 5月
恩賜の酒をいただいて 島田磬也 能代八郎 T3294 5月
我は海の子 石松秋二 能代八郎 T3295 5月
九段の父 大高ひさを 能代八郎 T3392 11月
宛なき手紙 十二村哲 八洲秀章 T3392 11月
火を噴く歌(コレヒドール日記) 藤田まさと 能代八郎 T3409 1943(昭和18年)2月
上陸前夜 麓一平 能代八郎 T3435 5月
雨の前線 村松秀一 宮脇春夫 T3435 5月
戦友の顔 大高ひさを 今野勇 T3445 8月
南の宵月 山本一郎 大久保徳二郎 T3458 10月
           
戦後(テイチク)
曲名 共演 作詞 作曲 番号 新譜年月 補足
裾野の唄 萩原四朗 細田義勝 1946年(昭和21年) 2月
船は港にかえれども 加藤省吾 倉若晴生 1948年(昭和23年) 9月
旅ゆく兄妹 菅原都々子 大高ひさを 鈴木哲夫 480 1948年(昭和23年) 9月
マドロス人生 大関五郎 陸奥明 593 12月
わかれ文 清水みのる 倉若晴生 1949年(昭和24年) 3月
僕も男になりました 清水みのる 倉若晴生 1950年(昭和25年) 4月
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